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2019 Mysore Diary-2

マイソールでの生活、練習も残すところあとわずか。

先週末に風邪の前兆のように鼻の奥が痛くなり、数日は大人しく過ごしていたが、それも過ぎ去り大きな体調を崩すことなく、終わりを迎えようとしている。

いくら暖かいとはいえ、やっぱり異国での環境でずっと元気に過ごすことは、なかなか難しい。

食べるものでいえば、何を食べるか、どこで誰と食べるか、何時に食べるか、どのくらい食べるのか、日本での何倍も気を使う。そして、外出する頻度、その時間帯、人と過ごす時間をどの程度にするか、会話する時間、歩くのか、バイクなのか、行く場所などなども心身にとても影響するので気を配る。

うまくいかないとそれが分かりやすく体に現れる。

「練習」するためにインドまできているので「練習」に影響が出ないような生活を心がけている。

それは尊敬する先生のここでの心構えを聞いていたのと、私も過去に身をもって知ることもあり、自らをコントロールするようにしている。

このコントロールさえしていれば、あとは楽しむこと、心が喜ぶ、求めることをしてあげられる。

こう言うと、神経質に過ごしているかのように聞こえるが、実際そうでもあり、同時にゆるい部分もある。

ゆるくする部分も毎年変わるし、その匙加減も経験が増えることで上手になってくる。そして失敗も付き物だけど。

 

今回は久しぶりに一人暮らしでないこともあり、また新しい経験ができてとても有り難い。

私は社交的なタイプではなく、友達は量より質と思っている。

たくさんの友人がいることも素晴らしいけど、一人っ子育ちの私は、多くの人と付き合うより狭く気の合う人と長く一緒に居られることの方が安心する。

友達が多い人はやはり素晴らしい人柄であるのは間違い無いので、いいなぁと思う反面、自分がそれを真似したら疲れるだけと言うのも分かっているので...

今更無理するな、私。と言い聞かせている(笑)

 

で、今回は大阪から来た母娘さんと同居となり、今までにない素敵な時間を過ごさせてもらっている。

あぁ、いいなぁこういう時間って思う。

どこかに出かけて、色んな情報収集したり新しい何かを見つけに行くのもいいけど、ダイニングでの些細なスナックタイムのおしゃべりなんかが私を癒してくれる。そうやって1日を終えると、また翌日の練習に心持ちも自然と移行しやすい。親切で素敵な方に出会えて嬉しいな。

 

さて、そろそろ帰り支度をする時間。

お土産をまとめ、受託手荷物の重量制限に怯え、初のシルバーボックスに何を置いていくのか、選別する時間。

これもネクラな私の性格だが、次にまたここへ来るなんて、そんなことは確実では無い。

何が起きるかわからないのに、約束されたかのようにまた来るから、とここに私物を置くと言うことが私の中で腑に落ちなかった。

でも今回、バイクのヘルメットを買ってしまったので、仕方なくシルバーボックスに手を出すことにした。だって捨てるのなんて、勿体無いし。

で、振り返ればなんだかんだインド来てるし、なら起き荷物しよう、と言うことに至った。

みんなが即決で判断できることを、いちいち考えて、悩んで、結局みんなと同じ行動にたどり着くという、私にありがちな結果に今回も落ち着きそう。

でもシルバーボックス...間に合うかな(汗) 現在、入荷待ち。