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2019回想-その2 from INDIA

今年もまた、年越しがインドとなった。

本当に大晦日感ゼロなので、SNSから流れる日本の投稿を見て「あぁ、大晦日なんだ」と確認するくらい。見なければ、ほんと普通の平日の感覚。

 

それは1/1からの練習が始まるのでそこに気持ちが向いているのもあるし、未だ仮部屋なのもあり、ゆっくり振り返る余裕がないのかも。

 

なので、強制的にこのブログを書くことで年納めとしたいと思います(と言いつつ、年越しちゃった 笑)

 

前回は「仕事」について。

そこに付け加えるならば「アディダスヨガ」のトレーナー育成のための研修を担当するようになったことがある。

TTも受けたことがなく、人前で話すのだってようやくWSで慣れてきたくらいで、長時間に渡って「ヨガ指導者」のための研修なんて!

結果的に言えば、めい先生には遠く及ばないが、私なりに緊張の塊でもなんとか伝えられたのかぁと思う。

参加者からのフィードバックの有り難かったし、自分のこれまでの積み重ねを信じられるようになった。と、同時に勉強不足もやはり多く感じた。

でも何よりマニュアル作成のためのスチール(写真)撮影や動画撮影は緊張を通り越した経験でした。もう数日前は眠れないの一言(笑)

寝たけど寝てない。もうヘロヘロで当日を終えた感じ(←これ今年、来年分と二回やった!)

終わり良ければ全てよし!貴重な経験ができただけでも良しとしよう(笑)

そしてこれは来年も続く。。。

 

さて!「旅」について。

インドから始まり、フィリピン、そしてメキシコ 、台北、青森、伊豆と。仕事も含め、飛行機よく乗ったな(笑)

インド、フィリピンは「ヨガ」のためなので、長期滞在。トータルで約2ヶ月かな。

正直、インド帰国後から忙しくなり、調子があまり良くなくて、そのままフィリピンでまた具合悪くなり、帰国して引越しして、指導のルーティーンも変化して、ようやく落ち着いたのが9月。この月と11月だけ、WSも研修もなかったので、2年ぶりの建築旅行に出かけた。

数年前まで、建築が目的でない海外旅行なんて全く興味がなかった。むしろそれなしで何のために行くの??と。

で、今はヨガのために海外行くし、そこに付随することの楽しみも知った。

けど、やっぱり「建築」のたびが一番テンションが上がる!私は建築見るのは基本的に一人が好き。一人で時間も見る順序やスケジュールも気にせず、気になった空間や場所へ行ったりきたりできるのは、一人の醍醐味。

友達と行くのもいいけど、建築関連の人でない場合、しつこく見ることにためらいがあり、ホントはもっと見たいのに、友達飽きてないかなぁと気になって早くその場を切り上げ、結局あとで後悔することになる。

なので、一人で存分に味わいたいので、これからも一人で行くだろうなぁと思う。

 

メキシコは想像してたより、人が優しく、過ごしやすい街並みだった。ウーバー使えば安全に移動もできて、ストレスもなかった。

お目当てのルイスバラガン建築は「これがバラガンか!」というようやく会えた感と、光の色彩、あとはあの質感というのかな。。。いつも大御所建築家の作品を見ると思うけど、大きな建築でも小さな建築でも「手作り感」感じられる作品は本当に美しいと思う。

それは細かいこだわりから生まれることが多く、そこかしこに建築家の意図と息吹が散らばっている。そしてその統合された空間は神々しくて、涙が出るほどだ。

今回見た教会はまさにそれ。写真が一切取れないけど、だからこそ今でも私の胸の中にはあの光や色や崇高な空気感鮮明に蘇る。

同様の感動を安藤忠雄の兵庫の「本福寺水御堂」で味わったことを思い出した。光の表現の仕方がとても似ていて、両者とも光に色を通すことでとても印象的な空間になっていて心にじわ〜と滲み入る。

また、メキシコ行きたい!

 

その後に二週間で急遽、台北へ!台風直撃でクラスやワークショップが延期になったことでぽっかり時間ができた空きにプイ〜っと。

もはや、メキシコのすぐ後だと静岡行くぐらいの感覚でした(笑)

お目当ての図書館建築があったので、それをメインに街並み、カフェ、食事とグルグル。電車がとっても便利でほんと一人行動がしやすかった!私の亡くなった祖母が台湾が大好きで、だからいつか行きたいなぁと思っていたので、数日でも行けてよかった。

祖母は台湾の何が好きだったのかなぁなんて思いながら、散策してました。(←基本歩くのが好き)

訪れたお寺はとても信心の深くて、スリランカのお寺を思い出した。こういう地元の人が熱心に祈りをあげてる場は美しいね。

 

2020は果たして旅ができるのかな?

仕事は週6になるけど、いつまでこうして知らない世界を覗けるのかわからないから、チャンスがあればまた飛び立ちたい。

旅は心の栄養です!