毎年言っている気がするけれど、今年もあっっっっっっと言う間に過ぎて行った。
気づけば、またインドへ向けての準備の時期に。
私はスケジュール立てするのが好きで、毎朝コーヒー飲みながら、1日のTo Do Listを作るのが日課。
建築の仕事をしていた時はバーチカルタイプの手帳に時系列で仕事の予定を細かく書き込むのが常だったが、今は時間刻みでなく、1日の予定、やらなくてはならないこと、簡単な日記を書きこむような少し緩いものとなった。
そうやって書くことが好きだし、そうしないと忘れちゃう(笑)でも読み返すことはあんまりないっいう(苦笑)
なので、今年は振り返ってみようと。
さて、今年を振り返った時に思い起こされることは「引っ越し」「仕事」「旅」。
地元の浦安に戻れたことは、大きな変化。
住むところはとても大切で、自分に合うエネルギーの場であればクリエイティブなことが自然と湧いてくる。
35年以上ここの市民でありながら、この街の程よい郊外感がしっくりするな、と改めて思う。
毎朝、毎夕の太陽は美しいし、ビーチとかないけど、海も空も広い。東京より虫も多いけど(笑)
ほんと「ただいま」という感じ。
仕事は新しいことにいくつかチャレンジした。
主宰するマイソール浦安は週4回の開催となって、自分が少しずつ「地元でのマイソール指導」にコミットすることで地に足がついて来た、、、気がする?(笑)
平日クラスを行うには、様々なリスクもあったし、vedaのクラスを減らす必要もあった。
vedaの生徒さんはみんな優しくてとても賢い人ばかり。
そして何よりめい先生が主宰するスタジオだからこそ、バランス感覚が良い人が多い。いわゆる人生、生活におけるバランスをヨガとその他、またはヨガをベースにその他と取るのが上手。
だから、私がマイソールクラスの担当を減らすことを決めても「応援してるよ」「先生、頑張ってね」「ちょっと残念だけど」と、私が喜んじゃうような言葉を塩梅よく言ってくれるのだ。(少しは名残惜しくして欲しいじゃない?笑)
そして、浦安の生徒さんも同様に優しくて、クラスが増えることに喜んでくれたり、頑張って継続している方が多い。
浦安の生徒さんは知る限り、男女ともに結婚しているか、子供がいるか、とにかく家庭のある人が多い。
そういう人が早朝に練習することができる場を提供できることが何よりの喜びであったりする。
みんな、忙しい中自分の時間を作って、実は遠くから通ってくれる人もいて、私ができることはとにかくこの場に立って、みんなのヨガの道を見守ることだなぁと。年齢ではなく、私より人生の先輩がたくさんいるので、私は尊敬の念ばかりです。
正直、人のためより自分のためにやってるところも大きくて「いいものだから一人でも多くの人にシェアしたい!」とかいう気持ちはなく(笑) 私の中で勝手に溢れたものだけ出している感じで、多くのヨガイントラの崇高な思いとは全然違うので申し訳ない気もするけど(笑)
それでも千葉で、ヨガを必要としている人に届けばいいなぁという思いはあります!
15年前はほんとにヨガができる場所が少なかったもん。。。東京に行けばあったけど。
来年はいよいよ週5回のクラスになるし、ようやく心から「マイソールクラスの指導者」と言えるようになるかな。
おこがましいですけどね。ということで、これからもよろしくお願いします。
時々「今は建築の仕事はしてないの?」と聞かれることがあるけど、してないねー(笑)
器用じゃないので、今はヨガに重きを置いてそのうち、またやりたいと心から思えた時に再開できたらいいな。
現実的に見たら、法規や建築的思考はすでに郷愁の彼方だけど、4年に一度ある更新試験が唯一私と建築を未だ繋いでくれるもの。
建築士時代は忙しいのに講習とか試験とかウザイものでしかなかったけど、今やこの制度に感謝する数少ない人間かと思う。
この前、美容室で「仕事は楽しいかね?」というデイル ドーテンの本が目についた。最初の数ページしか時間的に読めなかったけど、私がこの質問をされたら即答で「YES!」だなって。
そう思った瞬間に、自分でもびっくりした。そうか、私はこの仕事が好きなんだなって。同時に建築士時代なら「○○○○だけど、好きです。」と答えてただろうなと。
前置きなしに、自分のしていることが好きと言えるように気づけばなっていた。
人間長く生きてみるもんよね、とゆっくりとでも確実に訪れたこの変化に、2019の喜びを感じるのでした。
旅についてはまた次回。